初心者向けPSP解説サイト
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壊れたPSPを復旧する

バッテリーのEEPROMを改変した特殊バッテリー(パンドラバッテリー)を使用します。
予備のバッテリー、予備のメモリースティックを用意することをお勧めします。

【必要なもの】
  • ダウングレード対象のPSP(物理的に壊れているもののみ対象外)
  • 正常起動するv1.50かCFWのPSP本体
  • v1.50アップデートデータ(UMDに入っているものは不可)
  • Pandora's Battery
  1. PSPの本体でメモリースティックをフォーマットする。
    2番以降の作業で上手くいかなかった場合は、Windowsのフォーマットも試す。



    ↑FAT32でフォーマットする。

  2. Pandora's Batteryを解凍し、[mspformat.exe]をコマンドプロンプトから起動。
    引数はドライブレターを選択する。
    ドライブレターの確認
    よく分からない場合は[mspformat.exe]をCドライブ直下に置き、下画像を参考にしてください。

    Drive succesfully formatted, and partition moved.と表示されればフォーマット完了。
    Pseudo format is not necessary.と表示された場合はフォーマットの必要無し。
  3. フォーマットしたメモステに数のようにファイル、フォルダを配置

    [UPDATE.PBP]はメモステ直下。
  4. 正常に起動するCFWかv1.50のPSPでPandora's Battery Firm.Installerを起動する。
    ×ボタンを押すと、作業が開始するので暫く待つ。
    Done with success, auto-exiting in 10 seconds.と表示されれば終了。10秒後勝手に再起動する。
  5. メモリースティック直下に[kd]フォルダ、[registry]フォルダ、[msipl.bin]が作成されているのを確認。
  6. [msipl.bin]というファイルが作成されているのを確認したら、[msinst.exe]をコマンドプロンプトで起動。
    引数は、ドライブレター ドライブレター:\msipl.bin
    とする。
  7. Pandora's Battery Createrを起動する。
    ×ボタンでバッテリーをパンドラバッテリー化する。
    パンドラバッテリーにするバッテリーは十分に充電しておいた方がいい。
    この作業でバッテリーが通常のものではなくなるので注意。(復元可)
  8. 復旧したいPSPにメモリースティック、パンドラバッテリーを装着。
    バッテリーを入れると勝手に起動するのでメモリースティックが先。
    ×ボタンでダウングレードが開始。
  9. 終わると、ブルースクリーンを経てv1.50に戻っている。
  10. 以上で終了です。
備考:フォーマット方法 フォーマットにPSP本体でも良いと書きましたが、私がPSPでフォーマットしたところ、上手くいきませんでした。 上手くいかない方はwindowsのフォーマッタを使うなどしてみてください。

また、パンドラバッテリーは入れたと同時に起動してしまうので、通常のように起動したい場合はACアダプターを装着して起動するなどしてから、パンドラバッテリーを装着すれば問題なく起動できます。